インプラント治療例12:狭い骨幅へのインプラント埋入および臼歯部へのインプラント傾斜埋入で全顎の咬合を再構成された患者様 | 高知 インプラント治療案内

インプラント治療例-当院で治療された患者様

インプラント治療例12

狭い骨幅へのインプラント埋入&臼歯部傾斜埋入で全顎咬合再構成
D・Yさん(72歳 男性)
/ 上顎前歯リッジエクスパンジョン・上顎臼歯傾斜埋入にて全顎咬合再構成をおこなった症例

奥歯で物が噛めなくなりつつあるので、しっかりと噛めるようにしてほしいとの希望で来院されました。レントゲン写真では、左上の第一大臼歯(6)・第二小臼歯(5)部の骨の吸収が著しく、第二小臼歯は歯根破折も起こしており、その部分へのインプラント埋入は不可能である状態でした。

患者様と相談の上、第一大臼歯と第二小臼歯を抜歯したところ、第一大臼歯部は上顎洞穿孔(副鼻腔に穴が開くこと)を引き起こしたため、歯肉移植を施し穿孔閉鎖処置をしました。
第一大臼歯部の創面が閉鎖し、安定したのを確認した後、今後の治療の流れを患者様と相談しました。
その結果、右下の第ニ大臼歯(7)は抜歯同時インプラント埋入、左上犬歯(3)部にはリッジエクスパンジョンによるインプラント埋入をおこないました。
残っている骨を活用するために、右上の第三大臼歯(8)・第ニ大臼歯(7)および左上の第三大臼歯(8)にはインプラント傾斜埋入をおこない、一口腔単位でしっかりとした咬み合わせをつくりました。

現在では、左上奥歯が噛むたびに腫れていたのがなくなり、気にせずに何でも食べられると喜んでいただいています。

リッジエクスパンジョン:水平的に骨幅を拡げるインプラント埋入技法

治療前

インプラント治療例12

治療後

インプラント治療例12

インプラント治療例12

ご覧いただいたように、インプラントには残存歯を保護する観点からすると絶大な効果があります。

咬み合わせをつくるにあたって、ブリッジや部分入れ歯あるいは総入れ歯での対応も悪くないと思いますが、欠損している部分に人工歯根を埋入し、咬み合わせを負担させることは、生涯に渡っての咬み合わせを保持する意味合いからすると、非常に有効であると私は考えています。

インプラント治療は残っている骨をいかに活用して人工の歯をつくるかにかかってきます。
骨が不足している場合は、水平的に骨を拡げたり、垂直的に骨造成したりと、あらゆる方法でインプラント治療がおこなわれていますが、基本は患者様個々の咬み合わせがいかにスムーズになるように仕上げていくかがポイントです。

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